T-eConcreteはコンクリート材料に係るCO2排出削減を目的に開発した環境配慮コンクリートであり、建築基準法対応型、フライアッシュ活用型，セメント・ゼロ型，Carbon-Recycleの4シリーズで構成しています。いずれのシリーズも、セメントの一部またはすべてを産業副産物やカーボンリサイクル製品に置き換えて，CO2の排出削減やCO2収支のマイナスを実現します。セメント・ゼロ型とCarbon-Recycleはセメントを全く使用していないため、大幅なCO2排出量の削減で脱炭素に貢献できます。
Carbon-Recycleには排気ガス等のCO2と副産物や廃棄物由来のカルシウムを反応させて製造した炭酸カルシウムなどのカーボンリサイクル製品を使用しています。そのため、多量のCO2を炭酸カルシウムとしてコンクリート内部に固定することができるだけでなく、コンクリート内部は強アルカリ性を示します。