STB-ICT土質改良工法
当技術は、地盤改良専用機械スタビライザに2次元もしくは3次元GNSS施工管理システムを搭載し、操縦者が操縦席にあるモニターでリアルタイムに施工位置および混合深さを確認しながら施工できる技術である。この施工システムを利用することで,プラント混合方式に比べ粒度改良材の製造に要する時間の短縮および製造コストが低減でき,かつ粒度改良材としての品質を確保できる築堤(盛土)材料の製造技術である。近年、道路路床改良工事においても本技術の採用が増加し、固化材を用いた安定処理工にも工種を拡大しご提供している。
Hydro-Jet RD工法
『鋼桁とコンクリート床版の接合部の除去に手間取る』という課題を解決するため、通行規制を行わずに、接合部の除去作業を通行止め開始日までの準備期間に行うことで、通行止め開始後における接合部の除去作業を不要とする工法である。主要技術は以下の通り。
①接合部を桁と床版コンクリートに損傷を与えないように、高圧水(ウォータージェット)を用いて精密に除去
②除去した部分を補強材で置き換え、準備作業中も一般車の供用を維持する技術
③動ひずみ計測を行い、統計解析を用いて桁の健全性を評価する技術
③ウォータージェット及び、床版撤去作業時に使用する削孔、切断作業の湿式機械に対応した防水足場
④狭隘なクリアランスでも、上フランジに過度な熱負荷を与えないズレ止め切断技術
学習分析による管理基準値の策定
従来の管理基準値は、過去に発生した災害事例に着目し、「ここまで動いたら崩れた」の情報から考えられていますが、挙動計測中に崩壊した事例の数は少ないのが実情です。そこで、大きく発想を転換し、「ここまで動いても崩れなかった」の情報に着目することにしました。
一定期間計測を実施されていながら、その期間中に崩れなかった箇所では、たとえ動いても崩れない安全領域を示す実績が蓄積されていると言えます。
そこで、この安全領域を示す計測データを対象に学習分析することで、斜面の管理基準値を設定します。分析手法としては、土砂災害警戒情報の発令基準となるCL(Critical Line)の設定に用いられているRBFネットワークを採用し、斜面計測データに応用したものです。
道路点検システムGLOCAL-EYEZ
道路巡回の車両など、車種を問わずに車両に携帯電話を取付、アプリを起動時に車線が携帯の画角に収まるように、設置します。後は、計測開始時にスタートボタンを、終了時にストップボタンを操作するだけの簡単操作。
終了後は計測データをアップロード用に加工し、専用クラウドに送信するだけで、専用サイトに計測データの情報が閲覧できるようになります。
計測後に取得可能なデータは”ひびわれ”、”わだち掘れ”、”IRI”、”MCI”、”ポットホール”、”標示かすれ”等がウェブ上で確認可能。別途、オプションを活用すると点検記録様式のEXCELデータを出力や、無料でポットホールや標示かすれの点検帳票は作成が可能となっております。
DX時代の建設マネジメント
・JACICルーム
登録されたメンバー間でデータ、画像・映像などの情報を共有できるサービス
・コブリス・プラス
建設副産物情報および建設発生土情報を異なる利用者間で共有するための情報サービス
2025年5月よりサービス開始
・コリンズ・テクリス
公共発注機関および受注企業が共に利活用できる工事・業務実績情報データベースシステム
2023年8月より新たに登録内容確認システムによるオンラインでの確認機能を追加
・入札情報サービス(統合PPI)
公共発注機関の発注情報を一元的に公開することができる、公共調達検索ポータルサイト
2025年6月に検索機能を改良してリリース
・積算システム
土木積算基準データ、土木積算システムの提供
物流ビッグデータサービス
Logitaは、全国50万台の実走行データを蓄積した、日本最大級の物流ビッグデータです。
日野グループだからこそ実現できる、高精度な走行データを2017年から蓄積し、日本の物流インフラを実測で捉え続けています。車種別分析や同一車両のBefore-After比較まで可能。道路評価や水素ステーション立地、防災、カーボンニュートラル施策など、街づくりとその検証に活用されています。
BIM/CIMコミュニケーションシステム TREND-CORE
本技術は、工事現場を3DモデルやVR(バーチャルリアリティ)で表現し、設計・施工計画・3Dシミュレーションを行い、施工から検査まで効果的かつ効率的な施工管理を行うことができる情報化施工に対応する3DCADソフトである。
3D点群処理システム TREND-POINT
UAVによる空中写真撮影やレーザースキャナー、マルチビーム等の3次元計測で取得される複数の点群データを用いた3次元土量計算により、時系列での土量変化を把握できる技術
・施工段階ごとの3次元点群データの差分を解析し、土量変化を把握・土量計算は3次元で算出するため、正確な土量が把握・従来技術に比べて、現地計測と計算時間が短縮され、迅速な作業が可能・3次元点群データをであるため、微細な地形状況も把握でき、精度が高い計算が可能・TREND-POINTは膨大な数の3次元点群のスムーズな処理が可能・再計算が必要になっても、追加横断測量などの現地作業が発生しない・段階ごとの工事進捗把握を行い、重機やトラックの綿密な管理が可能
データ連携基盤(SVCompass)
・データ一元管理のWebアプリケーション:オープンデータや統計データに加え、自治体独自のデータ(台帳、センサー、カメラ映像等)をクラウド上で一元管理し、ダッシュボード化するシステムです。・専門知識不要の直感的な操作:複雑なGIS操作を必要とせず、ブラウザ上の簡単なステップ(データの選択と設定)のみで、グラフや3Dメッシュマップ等を直感的に構築・可視化できます。・プラグインによる高い拡張性:単なる可視化にとどまらず、シミュレーション、AI予測、避難所圏域における人口集計といった高度な分析機能を、プラグインとして段階的に追加可能です。
リアルタイム構造物異常検知システム
河川内にある橋脚基礎の洗掘状況を遠隔監視するシステムです。携帯通信回線を利用するため、洪水発生時でも現地に行かずに洗掘状況の計測ができ、橋梁の通行可否を迅速に判断できます。この技術は、基礎周辺の土砂が洗掘されると橋脚の振動数が低下することに着目し、両者の関係性に基づいて振動数の変化から洗掘量を把握します。河川内の橋脚に加速度センサを設置し、取得した加速度データの転送および自動解析を行い、振動数の時系列の変化を把握します。取得したデータは管理サーバに保存され、その情報はユーザーのパソコンから確認できます。また、洗掘量が安全上の限界を超えるとアラートが発信され洗掘被害を未然に防ぐことができます。
詳細可視画像および熱画像を用いた調査方法
当社では、汎用のデジタルカメラで撮影した画像を、幾何処理を行い接合し、その画像からひび割れ幅や長さを0.5~1.5㎝毎に解析を行っている。また、浮きは赤外線サーモグラフィーによって撮影された赤外線熱画像について、可視画像と同様の幾何処理、接合を行い、赤外線熱画像の温度差から浮きの検出を行っている。
3ブーム自動装薬専用機
3ブーム自動装薬専用機は、全自動ドリルジャンボをベースに開発された装薬専用機であり、3本のブームそれぞれに自動装薬システムを搭載している。システムは「位置合わせ機構」「親ダイ供給機構」「増ダイ供給機構」の3つで構成される。位置合わせ機構では距離画像カメラを用いて装薬孔を自動認識し、ドリルジャンボから引き継いだせん孔実績データに基づきブームを自動誘導する。さらに電動シリンダによる高精度な自動孔誘導により装薬孔との位置誤差を補正する。親ダイは紙巻含水爆薬と非電気雷管を生分解性樹脂管および先端コーンでカートリッジ化し、自動供給・装填を可能とした。増ダイには粒状爆薬を採用し、エア圧送により機械的に装填することで人力作業を削減している。これらの機構により、せん孔データの受信から孔位置合わせ、親ダイ・増ダイ装填までを自動化し、オペレータがキャビン内から操作するだけで装薬作業を実施できるシステムとなっている。